プロジェクト概要:
安徽師範大学華金キャンパスのプロジェクトが、2023年「省エネカップ」第8回ヒートポンプシステム応用設計コンテストにおいて、権威ある「多エネルギー補完ヒートポンプ最優秀応用賞」を受賞しました。この革新的なプロジェクトでは、23台のHien KFXRS-40II-C2型空気源ヒートポンプを活用し、キャンパス内の13,000人を超える学生の温水需要を満たしています。
デザインのハイライト
このプロジェクトでは、熱エネルギー供給に空気源式と水源式の両方のヒートポンプ給湯器を使用しています。合計11のエネルギーステーションで構成されています。このシステムは、廃熱プールから1:1の水源式ヒートポンプを通して水を循環させることで動作します。このヒートポンプは、廃熱カスケード利用によって水道水を予熱します。加熱不足分は空気源式ヒートポンプシステムによって補われ、加熱された水は新設された定温温水タンクに貯蔵されます。その後、可変周波数給水ポンプが一定の温度と圧力を維持しながら浴室に水を供給します。この統合的なアプローチにより、持続可能なサイクルが確立され、継続的かつ信頼性の高い温水供給が保証されます。
パフォーマンスと影響
1.エネルギー効率
先進的なヒートポンプ廃熱カスケード技術は、廃熱回収を最大化することでエネルギー効率を大幅に向上させます。廃水は3℃という低温で排出され、システム全体の電力消費量はわずか14%に抑えられ、廃熱リサイクル率は86%に達します。このシステムにより、従来の電気ボイラーと比較して342万2千kWhの電力削減を実現しました。
2、環境面でのメリット
このプロジェクトは、廃温水を利用して新たな温水を生成することで、大学のトイレにおける化石燃料エネルギーの消費を効果的に代替しています。システムは合計12万トンの温水を生成し、エネルギーコストは1トンあたりわずか2.9元でした。この取り組みにより、342万2000kWhの電力が節約され、二酸化炭素排出量が3058トン削減され、環境保護と排出削減の取り組みに大きく貢献しました。
3.ユーザー満足度
改修前は、水温が不安定だったり、浴室が遠かったり、入浴待ちの列が長かったりと、学生たちは様々な問題を抱えていました。今回のシステム改修により、入浴環境は大幅に改善され、安定した温水供給と待ち時間の短縮が実現しました。利便性と信頼性の向上は、学生たちから高く評価されています。
投稿日時:2024年6月18日


